







蔦の葉(アイビー)からバロックパールの実がこぼれ落ちているような、動きのあるデザインのブローチ。
重厚感のあるハスケルジュエリーを、軽やかにお楽しみいただけると思います。
アイビーの立体的で美しい造形と、葉と葉の間を飾るクリアグラスの絶妙なバランスの配置。
そこからこぼれ落ちるのは、長さの異なる5つのバロックパール。
土台の裏側も繊細な造形がなされています。
ハスケルジュエリーのデザイン力の圧倒的な高さ。
ひとつひとつのパーツを拘り抜いて作り上げ、それを形にしていく職人たちの手仕事のハイレベルさ。
時代を超えて、圧倒的な美しさとオーラを保ち続ける凄みを感じます。
ハスケルの代名詞とも言えるバロックパールは、考えられないほどの手間をかけて丁寧に作られております。
魚の鱗から抽出した成分、セルロース、アクリル樹脂を混ぜ合わせたものを12回にもわたりコーティングして作られたハスケル社のバロックパールは、美しい陰影のある儚さを感じる圧倒的な存在感があります。
刻印:
MIEIAM HASKELL
MIRIAM HASKELL(ミリアム・ハスケル):
ミリアム・ハスケルは1899年、アメリカのインディアナ州で生まれたユダヤ系アメリカ人。
1923年、24歳の時にニューヨークのへラルドスクエアのホテルの一角に、コスチュームジュエリーを扱う店をオープンさせました。
当初は、ココ・シャネルをはじめとするフランスのコスチュームジュエリーを輸入しておりましたが、インテリアデザイナーのフランク・ヘスとの出会いが、オリジナルのジュエリーブランドとしての「ミリアム・ハスケル」の地位を確立させる大きな転換となります。
フランクの素晴らしいデザイン、ミリアムの経営者としての手腕は、最高のビジネスパートナーシップが生み出すジュエリーは、世界中に広まっていきました。
全てのパーツをオリジナルで作り、パーツを様々に組み合わせ異なったデザインのジュエリーを製作していたハスケルジュエリーは、同じデザインのものが見本用、自分の店の展示用、販売用の3点しか存在しないと言われています。
製造年・製造地:
1950年代〜1960年代頃 アメリカ
ミリアム・ハスケルは現在も制作されているため、製造年の判断が難しいブランドです。
オーバル型のプレートサインから1950年代〜1960年代の品と推測されます。
素材:
フェイクパール、グラス、ゴールドメタル
サイズ:
約8cm × 5cm
重量:
30g
状態:
素材には、経年・使用に伴う曇りや薄れ、小キズやスレ、青錆がみられます。
特筆すべきダメージのない、良いコンディションのヴィンテージ品。
その他:
ヴィンテージのコスチュームジュエリーとなります。
一点物のお取り扱いとなりますこと、新品と同様のコンディションとは異なることを予めご了承ください。
イベントやECサイト等で同時に販売しているため、ご注文が確定した後でも在庫の欠品が発生する可能性がございます。
発送の際は、ペーパー製のアクセサリーボックスにリボンをつけてお送りしております。
その他、お問い合わせ等ありましたらメールにて対応いたします。